お湯を沸かそうと火にかけたのに、うっかり空焚きしてしまった。
そんな経験ありませんか?
私はあります。お酒を飲んで帰ったときに、うっかり忘れてウトウトしてしまったんです。
気づいたときにはお気に入りの小鍋が真っ黒。泣く泣く捨てるハメに。
火事にならずにすんだので幸いでしたが、またやってしまうかも。と不安を感じたので電気ケトルを購入しました。買ってみるとその沸騰時間の早さにビックリ。やかんで沸かすときと比べると雲泥の差です。
電気ケトルを買う前は、電気代がかかるのでは?と思っていました。
今は、多少の電気代なんか気にならないくらい生活の必需品ですが、同じように電気代が気になって買うのをためらっている方のために、電気ケトルの電気代とやかんで沸かすときのガス代を比較してみました。
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電気ケトルの電気代とやかんのガス代。料金が安いのは?
電気代やガス代が地域によって単価が違うのはご存じですか?地域によって電気よりガスが高い地域があったり、逆にガスの方が安い地域があったり。同じ電力会社や都市ガスでも、契約している会社によって変わります。
なので、電気代やガス代の正確な料金をお伝えするのが難しいのです。下記に記載の料金は参考までにとどめてくださいね。
電気ケトルVSやかん。勝者はやかん!?
1Lの水を沸かす場合
電気ケトルでは3.38円かかります。一方、都市ガスなら2.22円。(プロパンガスは都市ガスに比べて1.5倍ほど高いです)
1Lの水を沸かす場合はやかんに軍配が上がりました。
ところが、カップ1杯(200ml)の水を沸かす場合では変わってきます。
電気ケトル 0.54円 都市ガス 0.59円
わずか0.05円の差ですが、1日3回365日では電気ケトルが591円、コンロが646円となります。
このことから、たくさんの量を沸かすときはやかんの方が、少量なら電気ケトルの方が光熱費をおさえられることが分かりますね。もし、ご自宅のガスがプロパンガスなら、すぐにでも電気ケトルの購入をおすすめします。
光熱費だけではない電気ケトルのメリット
電気ケトルとやかんの比較を見て大きな差はないなと感じたかもしれません。ただ、実際に使ってみると、光熱費だけではない電気ケトルのメリットは大きいと感じています。
電気ケトルのメリット
- 電気ケトルなら1分~2分でお湯が沸く
- 冬は水道水が冷えているので、やかんで沸かすとよけいに時間がかかる
- 電気ケトルなら出したり片付けたりの手間がかからない
- コンパクトなので置き場所に困らない
我が家のコンロは1口しかありません。インスタントのお味噌汁を飲みたくても、おかずを作り終わったあとに水を沸かさなければいけない。これがけっこう面倒でした。
電気ケトルを買ってからは、その面倒くささが解消されてとても快適です。
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電気ケトルのワット数が低い機種・メーカーを並べてみた
電気ケトルの電気代を計算する方法はワット数×時間。カップ杯分の水を沸かすのにかかる時間を2分として、電気代が低い順に紹介します。使用したのは電気代計算シュミレーター
1回0.54円
最初にお伝えしますが、象印の電気ケトルすべてが600ワットというわけではありません。1300ワットの商品もあります。
ただ、このCK-AH08-WAはワット数の低さをウリにしているだけあって600ワットとかなり低い。
沸騰したときに本体が熱くならない、転倒時のお湯漏れを防ぐ構造など、国内メーカーならではの気遣いも魅力。契約アンペア数が低いお宅に最適です。
ニトリ 電気ケトル ラマーレ2(SN-3228RE) 1,000ワット
1回0.90円
他メーカーに比べると本体価格が安いニトリの電気ケトル。
その低価格でも5年以上使えた。という声もありましたが、
- プラスチック臭がする
- 耐久性に疑問を感じる
という声も目立ちます。
その点を踏まえても安いものが欲しい!という方は、1,500円程度で買えるニトリの電気ケトルを選ぶといいでしょう。
デロンギ電気ケトル アクティブ シリーズ KBLA1200J-W 1,200ワット
デロンギ電気ケトル アクティブ シリーズ KBLA1200J-W
1回1.08円
イタリアメーカーのデロンギ。デザインが優れているのが特徴です。
ティファールや国内メーカーの電気ケトルに比べて音が大きい。機能的に劣っている。という口コミもありますが、そのデザインに惹かれた固定ファンが多くいます。
他メーカーに比べるとちょっとお高めですが、インテリアにこだわっている方なら、新たなデロンギファンになりうるかもしれないですね。
ティファール 電気ケトル 0.8L アプレシアプラスBF805170 1,250ワット
ティファール 電気ケトル 0.8L アプレシアプラスBF805170
1回1.13円
電気ケトルの草分け的存在であるティファール。意外なことにワット数が1番高い。といっても1円未満ですが。
電気ケトルでは圧倒的なシェア率を誇るティファール。Amazonの口コミ数も断トツで多く、どれも高評価でした。
電気ケトルの電気代をもっと節約する方法
電気ケトルの電気代をもっと節約する方法を紹介します。
必要な量だけを沸かす
ほとんどの電気ケトルには保温機能がついていません。必要以上にお湯を沸かしてもすぐに冷めてしまいます。
冷めてしまった分はムダになるだけ。電気ケトルを使うときは、必要な量だけを沸かすように注意しましょう。
保温機能のある水筒とあわせて使用する
一日に何度もお湯が欲しいときは、電気ケトル+保温機能のある水筒を利用して、沸かす回数を少なくすると節約につながります。
まとめ
今使っている電気ケトルは、私にとって生まれて初めて使う電気ケトルです。
買う前は、一日に何度も少量のお湯をガスコンロで沸かしていました。
電気ケトルを買ってからは、
- すぐに温かい飲み物が飲める。
- わざわざやかんを出す手間がいらない。
- 使い終わったやかんを片づける手間もいらない。
買う前に比べると、とても快適になりました。もう電気ケトルなしの生活には戻れません。
電気ケトルの購入を迷っている方がいたら、後押しがしたいと思っています。
この記事でそれができたらうれしく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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