引っ越しに付きものなのが「片付け」です。退去する際に、荷物が残った状態で引っ越すと「撤去費用」として、請求される場合も。友人から、空のペットボトルを2本残して退去しただけで「5000円」請求されたと聞いたこともあります。
ただ、どういう順番で片付ければ良いか分かりませんよね?そこで今回は、片付けを効率良くする4ステップを紹介します。
片付けの順番が大事な理由
なぜ、片付けの順番を考える必要があるのか?それは、モノによって片付ける日が違うためです。例えば、引っ越しの1週間前に日用品を片付けると、引っ越し前に使いたいと思っても出すのが面倒になります。
また、大きい荷物を引っ越し当日に処分しようと思っても、手続きできない場合もあるのです。つまり、順序良く片付けないと生活を送りづらくなります。今回は、引っ越しまでの生活を快適に送るため、大事なことが記載してあるので参考にしてみてください。
片付けを効率良く進める4ステップ
使わないものを処分する
まず、長期間使用していないものを片付けましょう。本や家電、雑貨などいろいろありますよね。引っ越しまでに使わないと分かっているものはサッサと片付けましょう。処分できるものは「ゴミ」として捨てたり「買い取り業者」へ行って売るのもアリです。
引き取ってもらいたいものが多い場合は、出張買取サービスを利用すれば、大型トラックが来てくれます。服や靴、カバンなど多種類にわたり買い取ってくれるので、有効活用しましょう!
大型荷物のなかを片付ける
2番目に、大型荷物のなかを片付けましょう。例えば、本棚のなかにはたくさんの本が入っているでしょうし、食器棚のなかには「お皿」や「コップ」など食器が入っていると思います。これらを全て取り出し、段ボールの中に詰め込みましょう。大型荷物を運ぶ際に引っ越し業者へ負担をかけないように、気遣いをすることを忘れないでください。
割れ物を段ボールへ詰める場合は、新聞や発泡スチロールなどを入れて、クッション材の代わりに使いましょう。また、収納先ごとに段ボールへ詰めると、転居先での収納も楽です。
冷蔵庫内を全て処分する
3番目に冷蔵庫内のものを全て処分します。引っ越しの前日までが良いでしょう。「引っ越し当日でも良いのでは?」と思った方もいると思います。しかし、引っ越し寸前に冷蔵庫の電源を切っても、なかは冷えている状態がしばらく続きます。そのため、運搬中に雫が外へ漏れます。
冷蔵庫内をきれいにしないと、引っ越し完了後に虫が湧くかもしれません。そういう理由で、引っ越し前日までに冷蔵庫内を空にして、前日には冷蔵庫の電源を切った方が良いのです。特に、調味料は残りがちなので、なるべく全て使うように調整しましょう。
日用品を片付ける
最後に、引っ越し前日に日用品を片付けます。ただし、日用品を全て片付ければ良いわけではありません。歯ブラシ、トイレットペーパー、ティッシュなどは、引っ越し当日も使うので出しておきましょう。
なお、引っ越し当日に使ったものは処分できるように、ビニール袋などを準備することをおすすめします。さらに、石けんやシャンプーなどは、運搬中に液だれする原因になるので処分した方が良いです。引っ越し後に何を購入すべきかも確認して、引っ越し後も慌てない仕組みをつくりましょう。
計画的に順序だてて片付けよう
片付けの順番を守ることで、引っ越しまでの生活も快適です。日常的に使うものを早々に処分すると、購入しなければならないためお金の無駄遣いへつながることもあります。
ぜひ、お金を無駄にしないためにも、片付ける順番を考えて引っ越しをするまで快適に過ごしましょう。