
趣味でプログラミングを始めたいけれど、何から始めたら良いんだろう・・・

まず自分が作りたいものをイメージすることが大切だよ。
最初に、作りたいものを明確にすることで、何を学ぶのか、が決まってくるんだ。

でも、プログラミングを学べば、どんなものが作れるのか、分からないです。

では、プログラミングで何が作れるのか。
そして、それを作るには、何を学べば良いのかを解説していくよ。
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モチベーションを上げるには、作りたいものをイメージすること
趣味としてプログラミングを学ぶ上で、最も大切なコトは、モチベーションを維持すること。なぜなら、学校や会社とは違い、学習を強制するものが無いからです。
もちろん、趣味の先に、就職や転職、起業があるかもしれません。でも、基本的に人間は、他人から強制されないと、続けられない生き物。だから、モチベーションを上げることが大切なのです。

作りたいものを明確にイメージする。
それだけで、プログラミングを学ぶモチベーションはグーンとアップします。
プログラミングで出来ること

でも、そもそもプログラミングを学べば、何が出来るのか分からないよ。

プログラミングを学ぶと、コンピュータに人間が考えた処理を実行させられるよ。
そのようなコンピュータへの命令書をプログラム、ソフトウェア、アプリと呼ぶんだ。
趣味から始められるアプリには次の4種類があるよ。
- Webアプリ
- スマホアプリ
- ウインドウアプリ
- コマンドラインアプリ
Webアプリ
Webとはインターネットの世界のこと。インターネットの世界にあるホームページやブログ、WebサービスのことをWebアプリと言います。つまり、あなたが普段、ブラウザで見るサイトはすべてWebアプリ。そして今、あなたが見ている「一人暮らしライフハック」もブログというWebアプリなのです。
Webアプリは、ブラウザに表示される外面とインターネットの向こうの世界にある内面から出来ています。Webデザインと呼ばれるのは、外面を作ることです。一方で、サーバーサイドと呼ばれるのは、Webアプリの内面のことです。
Webデザイン | HTML&CSS |
---|---|
JavaScript | |
サーバーサイド | PHP |
Ruby(Ruby on Rails) |
正確には、HTML&CSSはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語とスタイルシート言語と言います。ただ、プログラミング言語のようなものだと理解しても、特に支障はありません。
スマホアプリ
いまやみなさんは、パソコンよりもスマホ・タブレットを使う機会の方が多いでしょう。このページも今、スマホで見ていませんか?
みなさんのスマホには、きっとたくさんのアプリがインストールされているでしょう。スマホアプリもプログラミングを学ぶことで作れるようになります。
Androidアプリ | Java |
---|---|
Kotlin | |
iPhoneアプリ | Swift |

スマホOSによって、使える言語が違うんだね。

でも最近は、Monacaという開発環境が注目されているんだ。
Monacaを使えば、HTML&CSSとJavaScriptだけで、Androidでも、iOSでも、動作するアプリが作れるよ。
ウインドウ/コマンドラインアプリ
スマホではなく、あなたのコンピュータにも様々なソフトがインストールされているはずです。パソコンを買った時から入っているモノもあれば、後でインストールしたものもあるでしょう。
画面にウインドウを広げて、マウス操作できるアプリをウインドウアプリと呼びます。
Webブラウザ | Google Chrome |
---|---|
Microsoft Edge | |
表計算ソフト | Microsoft Excel |
画像編集ソフト | Adobe Photoshop |
5ちゃんねる閲覧ソフト | Jane Style |
一方で、コマンドプロンプト(ターミナル)に、キーボードから文字を打ち込んで、操作するアプリをコマンドラインアプリと呼びます。
ウインドウアプリと違って、あまり普段使うものではありません。ただ、次のプログラミング言語を学び始めて最初に作るのは、ごく簡単なコマンドラインアプリのはずです。
C(C++) | Java |
いずれも非常に習得は難しい言語として知られています。ただ、Javaは、コンピュータのOSに関係なく、一度コードを書けばどこでも動く、という魅力から人気です。
特に作りたいものが決まらないならWeb系の言語がおすすめ
あなたなりに作りたいものがイメージ出来たなら、そのために勉強するのがベスト。JavaやCは比較的難易度が高いですが、作りたい!という熱意の方が大切です。
でも、まだ作りたいモノをイメージが出来ないなら、とりあえずWeb系がおすすめです。
勉強しやすい
Web系がおすすめの理由は、比較的勉強しやすいからです。Web系の言語は、解説書やサイトも非常に充実しています。
プログラミングを学ぶ中で疑問が生じても、Web系なら検索すれば、ほぼ解決するでしょう。
プログラミング言語そのものの難易度も、Web系が最もやさしいと言われています。PHPやJavaScriptは、JavaやCに比べて、コードの記述量が少ないです。
- 同じ画面に「Hello!」と表示させるだけの命令でも、こんなに違う!
-
PHP
echo “Hello!”;
-
Java
System.out.println(“Hello!”);
開発環境の整備が簡単
勉強しやすさに関連しますが、Web系は開発を始めるための環境の整備が簡単です。特にWebデザインは、ページを表示させるためのブラウザとコードを書くためのテキストエディタがあれば、できます。実質、テキストエディタをインストールするだけです。また、サーバーサイドのPHPも、XAMPPというソフトをパソコンにインストールするだけで済みます。
何かと役に立つ
ホームページやブログを作るスキルは、一番つぶしが効きやすいです。趣味としてホームページを作って、自分のアイディアや意見を世界中に発信することもできます。趣味から始めたホームページをネットビジネスにつなげていく人も。リアルのビジネスでも、自分の会社や仕事をアピールするのに、いまやホームページは必須です。
また、Webデザインのスキルで、Monacaを使えば、スマホアプリも作れます。もちろん、まだまだ開発途上ですが、いつかはWebデザインのスキルで何でもできる時代も来るかもしれません。
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楽しく続けることが一番
プログラミングの楽しさは、自分の書いたコードが、実際に動くところから始まります。
小難しい理屈もありますが、それを超えて、何かできる・何か作れるからこそ楽しさがあるのです。だから、プログラミングを始める!と決意したら、まずはじめに、何を作りたいのか、具体的にイメージしましょう。

楽しいからこそ続けられる。
続けられるからこそ、身に着くのです。
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