
プログラミングを始めたいんだけど、どんなパソコンが必要なのかな?

その前に、プログラミングを始めて何を作りたいと思ってるの?

うーん・・・
特に考えてないや。

ひとことでプログラミングと言っても、何を作りたいのかで、何を学ぶべきかは違うんだよ。
そして、何を学ぶかで、どれぐらいのスペックのパソコンが必要かも変わってくる。

そうなんだ。
まずは何を作るのか、何を勉強するのかを決めなきゃダメなんだね。
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プログラミングを勉強するなら、どれぐらいのスペックのパソコンが必要なの?

プログラミングを始めよう!
そう決意して、最初に悩むのは、どのぐらいのスペックが必要なのか、ということでしょう。
プログラミングには、普通よりもハイスペックなパソコンが必要と考える人もいるかもしれません。
実際のところ、必要なパソコンのスペックとは、どの程度のものでしょうか?
作りたいもので、求められるスペックは変わる
プログラミングに、必要なパソコンのスペックは、作りたいものによって、変わってきます。
プログラミングをするための事前準備のことを開発環境と呼びます。
そして、開発環境の種類は、作りたいものや使うプログラミング言語などで、異なるのです。
また、開発環境によって、求められるパソコンのスペックも変わってきます。
次のページでは、プログラミングで何が作れるのか。
そのためには、何を学ぶ必要があるのかを分かりやすく解説しています。
まだ、作りたいものや学びたいことを決めていない人は、このページを参考に決めましょう。
https://hitori-lifehack.com/hobby-programming
ここでは、上の記事をもとに、
Webアプリ | ホームページ・ブログ・Webサービス |
---|---|
スマホアプリ | Androidアプリ・iOSアプリ |
これらを作るのに必要なパソコンのスペックについて紹介します。
ちなみにパソコンのスペックでは、次の四点が大切です。
部品 | 主な種類 | 部品の機能を人間に例えると? |
---|---|---|
CPU | Celeron / Core i3/5/7 | 頭の回転の速さ |
メモリ | 2/4/8/16GB | 短期記憶 |
ストレージ | 16GB~1TB | 長期記憶 |
OS | Windows / Mac / Linux / ChromeOS | 日本語や英語というような使える言葉(母語)の種類 |
パソコンの性能(できること)は、上の四点である程度決まります。
もっと細かく見ていくこともできますが、必要以上に話が複雑になるので、上の四点を中心に考えていきましょう。
Webアプリ
Webアプリとは、インターネット上で公開されるサイトやアプリです。
今、あなたが見ているこのサイトもWebアプリの一種。
Webアプリを作るために必要な開発環境とはどのようなものでしょうか?
結論から言えば、ブラウザだけで大丈夫です。
あなたがプログラミングを始めたばかりならば、Cloud9などのクラウド開発環境を使うことをおすすめします。
クラウド開発環境とは、プログラミングに必要なツールを全てWebサイト上で用意したサービスです。
Webサービスなので、インターネットに接続していないと使うことはできません。
ただ、自分のパソコンに開発環境を作るよりもはるかに簡単なのが魅力です。
クラウド開発環境を使う場合、パソコンに求められるスペックは、ブラウザが正常に動くことだけ。
そのため、既にパソコンを持っている人は改めて購入する必要はありません。
また、現在パソコンを持っていない人は、4万円前後の低価格パソコンでも十分です。
ブラウザが使えればそれでOK。
そこで、ブラウザだけのパソコンというものをご紹介します。
Chromebookとは、Googleが開発したChromeOSというもっぱらChromeブラウザだけが動くOSです。
ほぼブラウザしか動かず、ストレージ容量も小さいため、できることはかなり限定されています。
ただ、かなりの低価格であるにもかかわらず、動作が非常に軽快な点が魅力です。
スマホアプリ
一方で、スマホアプリは自分のパソコン上に開発環境を準備する必要があります。
そのため、よりハイスペックのパソコンが必要となるでしょう。
スマホOS | 開発環境 | 開発環境をインストールできるOS |
---|---|---|
Androidアプリ | Android Studio | クロスプラットフォーム |
iOSアプリ | Xcode | Macだけ |
いずれもある程度高いスペックのパソコンが必要です。
目安としては、次のスペック以上のパソコンと考えておきましょう。
CPU | Core i5 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 250GB |
OSについては、Android Studioは、Windows/Mac/Linuxを問いません。
一方で、iOSアプリを作るには、同じくアップル製品のMacOSのパソコンが必要です。
こういった少し厳しい条件を満たすノートパソコンには、次のようなものがあります。
Windows
Windowaなら | Macなら |
---|---|
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プログラミングをするならMacがおすすめなのは本当?

Macのパソコンの方が、プログラミングに向いている!
プログラミングについてネットを見ていると、このような見解をよく見かけます。
本当にMacの方が、プログラミングに向いたパソコンなのでしょうか?
プログラミングにMacが向いていると言われる理由
プログラミングにMacがおすすめと言われるのには、いくつかの理由があります。
その中で最も大きいのは、MacのパソコンでしかiPhoneなどのMac製品向けのアプリが作れないからです。
WindowsやLinuxでは、Mac製品で動くアプリは作れません。
逆に、Macでは、Andoroidアプリを作ることもできます。
単純に、Macの方が、作れるアプリの幅が広いということは、大きな魅力と言えるでしょう。
プログラミングにはMacでなくても良い理由
ただ一方で、iOSアプリなどのMac製品向けアプリを作る必要が無ければ、Macを買う理由は特にありません。
MacのパソコンがWindowsに比べて、特にプログラミングをアシストしてくれる機能がある訳ではないです。
Mac製品を使う意味は、ドヤリングができるという程度のものでしょう。
https://twitter.com/royhoshino/status/269208798974062592
同じスペックのパソコンを買うのであれば、Macは結構割高かもしれません。
もちろん、Macのパソコンは、外見が洗練されていて、オシャレです。
だから、スタバでMacBookを広げてフラペチーノを味わうというのは、一つの楽しみかもしれません。
ただ、個人的な意見としては、その分のお金でプログラミングのテキストを買った方が役に立つのでは、と思います。
パソコンのスペックよりも大切なコト
この記事では、プログラミングに必要なパソコンのスペックについて考えてきました。
しかし、プログラミングを学ぶ上で、一番大切なのは、とにかく始めてみることです。
これだけのスペックがないと、プログラミングが勉強できない!と悩むのは、あまり生産的ではありません。
Webアプリを作るだけなら、あなたが今持っているパソコンでも十分ではないでしょうか?
あれこれ準備をするのに時間を掛けるよりも、まず何かコードを打って、動かしてみる方が楽しいです。
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