トーストや餅を焼いたり、揚げ物を温めたり、簡単な調理をしたりなど、何かと便利なのがオーブントースターですよね。パンをそのまま乗せるだけでなく、アルミホイルや皿を敷いて食品を温めます。このように簡単に調理ができるオーブントースターですが、煙がでてきた!なんて経験ありませんか?
今回はそんなオーブントースターとアルミホイルについて、
- アルミホイルは燃えてしまわない?
- 火を出さないための方法
- 焦げ付きを取る方法
をご紹介します!
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オーブントースターでアルミホイルは使用可能?
オーブントースターとよく似た家電である、電子レンジはアルミホイルを使用することが出来ないのはご存知でしょうか?
マイクロ波を使用している電子レンジは、アルミホイルを使用すると火花が出ることがあります。実際に筆者も友人が電子レンジを使用した際に、火花が出たのを見たことがあります。
バチバチと火花が散って、とっても危険ですよね…。
対してオーブントースターでは、アルミホイルは使用しても安全です。
掃除が面倒なオーブントースターでは、むしろアルミホイルは積極的に使用するようにしましょう。パンのくずなどが落ちることを防ぐことができるので掃除が楽になります。
アルミホイルを使用するときは、以下の三つに注意をしてください。
・ヒーター部分となる、電熱管に触れさせない
電熱管に触れると、アルミホイルが高温になり溶けだしてしまいます。
・使用する前にくしゃくしゃに丸めてから広げる
アルミホイルが食品にひっつきにくくなるのでおすすめです。
・しっかりと食品を包む
油がおおいものをオーブントースターで調理するときは特に注意が必要です。油がアルミホイルからあふれ出してしまうと、ヒーターに油が落ち、これが出火の原因になることがあります。
オーブントースターで火事?!アルミホイルに火がつくことはある?
アルミホイルは実は可燃性です。先ほども述べた通り、アルミホイルがヒーターとなる電熱間に触れてしまうと、溶けてしまったり、燃えてしまいます。
穴が開くだけで、よっぽどのことがないと危険性はありませんが、他のものに引火すると、火事になることも想定されます。さらに、出火した際は、においがするガスが放出されるため換気が必要になります。
このように聞くと、アルミホイルを使用したオーブントースターから焦げ臭いにおいがしてきたとき、不安に思うこともあるかもしれません。
しかし、ヒーターに触れない限り、アルミホイルが燃えてしまうことはめったにありません。他に焦げ臭さの原因となるものがある場合が多いのが事実です。まずはこれらを疑うようにしましょう。
チェック!↓
- 前回使用した際に、パンくずなどを取りこぼしてはいませんでしたか?
- 焦げ臭いにおいがしてくるものは、油を多く含んだ食品ではありませんか?
- 食材自体は燃えていないですか?
オーブントースターで出火させないために
注意をしていても、オーブントースターから煙が出てきてしまったり、焦げ臭さを感じてしまうときもあるでしょう。オーブントースターから出火させないためにはどのような方法を使用すればよいのでしょうか?
油ものはなるべく他のもので調理
油が多い食品は、オーブントースターで調理するのではなく、電子レンジやオーブン、コンロなど他の調理方法を使用することをおすすめします。
しかし、他の調理で埋まってしまいどうしてもオーブントースターを使用したいということもあるかもしれません。そんなときはオーブントースター用の受け皿かアルミホイルを利用して調理しようにしましょう。
皿もアルミホイルも、どちらも見つからない場合、食パンなどを下に敷くと食品の油を吸い取ってくれ、油が落ちるのを防いでくれますよ。
こまめに掃除をする
使用したあとは、掃除をこまめにするなどお手入れに気を抜かないようにしましょう。先にも述べた通り、オーブントースターを使用する際に、掃除のし忘れなどから、取り残されたパンくずなどから焦げ臭いにおいがすることもあります。
目を離しすぎない
餅を焼くときなどは特に、オーブントースターからなるべく目を離さないことをおすすめします。
焼くことで膨らむ餅は、上部にヒーターがある、オーブントースターでは焦げてしまう可能性が高まります。そのため、オーブントースターで餅を焼くときは、たまに確認しながら調理するのが良いかもしれません。
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洗ってもとれない!オーブントースターの焦げ付きを取るために
オーブントースターで油ものを温めるとき、油が電熱管に触れ、それが焦げて煙が出ることがあります。煙がなくなったあとも、電熱管に焦げた部分がこびりついていては、安心して使用することが出来ないですよね。これを解消するには、実は油汚れを落とすような洗剤を使用しても汚れは落ちないのです。
空焚きで燃やしきる
洗剤でこすってもこびりついた油を落とすことはできません。そればかりか、こすりすぎが原因で電熱管を割ってしまってはその後オーブントースター自体を使用することが出来なくなります。
そのような事態を防ぐためにも、空焚きをしてこびりついた油を炭化させましょう。その後ウールスポンジで磨くと綺麗に落ちることがあります。
セスキ炭酸ソーダを使用しこすらず落とす
洗濯や掃除に活躍するアルカリ剤である、セスキ炭酸ソーダを使用するとヒーターにこびりついた油を落とすことができます。
キッチンペーパーなどにセスキ炭酸ソーダを染み込ませ、ヒーターにパックするようにして20分ほど放置すると汚れが浮き出てきます。その後は、タオルなどで空ぶきをしてください。
アルミはアルカリ性に弱いという特性があるため、オーブントースターがアルミ製の場合は、使用しないでください。
オーブントースターはアルミホイルを上手に活用!
オーブントースターはアルミホイルを使用しても安全であることがわかりました。油ものや餅をオーブントースターで焼くときは、注意をしながら調理をしてください。
また、アルミホイルから漏れた油がオーブントースターのヒーターに垂れてしまったときは、空焚きをしたりセスキ炭酸ソーダを使って綺麗にしたら使用することができますよ。
オーブントースターを上手に利用してもっと料理を楽しんでくださいね。
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