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敷金の返金はいつ行われる?タイミングと条件を確認しよう!

新しい住居に引っ越す時に支払う敷金。退去時に返して貰えますが、いったいいつ頃の返金になるのでしょうか。
引っ越しはそれなりにお金が必要となるので、できれば早めに返金をして欲しいですよね。
しかし敷金は元々、部屋を借りた時の状態に戻すための資金として預けているもの。
そこで今回の記事では敷金が返金されるタイミングとその条件についてまとめています。
敷金がいつ返金されるか不安なあなたに是非読んで欲しい内容になっています。

敷金が返金される条件

入居する時に敷金を払っている事が最初の条件となります。払っていなければ返すものもありませんからね。
退去する時は入居者に原状回復という借りた時の状態に戻す義務がありますが、その費用を敷金から引いた金額が手元に戻ってきます。
そのため壊れた箇所があったりするとそれを修復するために費用がかかるためその分戻ってくるお金も減ってしまいます。

敷金が返金されるタイミング

賃貸の契約内容により様々ですが、一般的に退去日から1ヶ月から45日後が多いようです。
通常退去後は原状回復で清掃や修復等を行うので綺麗に使っていればあまり時間はかかりませんが、汚ければそれだけ修復に時間がかかってしまいます。
特に法律で何日後と決まっている訳ではないですが、賃貸の契約書を確認するとほとんどの場合いつ返金されるかが書いているので一度確認しておくと安心できます。

原状回復とは?

賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること
出典:国土交通省 「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

原状回復とは借りた時の状態に戻す事を言うのですが、完全に元に戻すのではなく普通に生活していたら着くはずのない傷や破損等を修復するという意味となります。
経年劣化や通常の使用での消耗は賃料として貸す側が負担する事になっています。

ただし現在賃貸契約を結んでいる人は現在の契約内容が優先されます。
記述が曖昧な場合や契約をする時に問題が合った場合などは、国土交通省が発行している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」についてを参考に話し合いを進める必要があります。

敷金から引かれる可能性が高いもの

普通に生活していて付くことが無い傷や不具合と考えると分かりやすいです。以下の様なものが該当します。

・家具などを引きずった事による床の傷やへこみ
・液体や食べ物が付いたシミ
・釘やネジ等の穴
・ガラスの割れやドアのへこみ等の破損
・水回りの水垢やカビ

敷金から引かれる可能性が低いもの

時間経過や生活に必須な電化製品等が原因のものは敷金から引かれない可能性があります。

・自然光による畳などの変色
・テレビや冷蔵庫後部のシミ
・経年劣化によるクロスの剥がれや手垢
・エアコン設置による壁穴

まとめ

敷金が返金される条件やタイミング、敷金から引かれるもの等をまとめてきましたが、やはり基準になるのは住み始める時に交わした契約書です。
この中に敷金は清掃費を含めるや、どこまでを請求するかといった情報が書かれています。
また部屋を借りる時に穴があったなかったと言い合っても解決しない事が多いので、住み始めに部屋の隅々まで写真を撮っておくと万が一トラブルが起きた時に双方が納得しやすく解決の助けになります。
敷金を少しでも多く取り戻したい場合は自分でもどの項目でお金がかかるのかを把握する事がポイントです。

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