ダニは布団やソファなどに潜みかゆみを発生させる害虫のひとつです。朝起きると体中に赤い発疹がでたり、体中が痒い、といった症状に悩まされたことはありませんか?
ダニなどの害虫が原因で起きたそれらの発疹は、夜の快眠を妨げ、寝るのも不安に感じてしまいます。しかし原因がはっきりとわからないと対処の仕方もわからないですよね。
今回はそんなかゆみに悩まされているがどう対処したらいいのかわからない方に向けて、
・ダニによるかゆみの症状とは?
・ダニ以外に考えられるかゆみの原因とは?
・ダニの駆除方法とは?
この3点について解説していきます。
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人間に害を及ぼす2種類のダニとかゆみの症状とは?
虫刺されのような跡が体に残り、かゆみを伴っていても一体何が原因なのかわからないことがあります。原因となる害虫がはっきりとしないと施せる対策もありません。ダニによる症状とは一体どんなものがあるのでしょうか?
ダニはどの一般家庭にも生息していますが、人間に危害を及ぼすダニは2種類しかありません。これらはツメダニとイエダニと呼ばれます。それぞれのかゆみの現れ方の特徴を解説します。
ツメダニ
ツメダニに刺されると強いかゆみと共に幹部が赤くなる症状があらわれます。刺されて数時間から2日ほど経った後でかゆみが現れるのが特徴です。
露出のない股や腕、脇など皮膚が柔らかい箇所が刺されます。近くに数か所刺されている場合が多いです。1週間ほどかゆみが続き、刺された痕は1か月ほど残る場合もあるでしょう。
イエダニ
イエダニに刺されると、数ミリから2センチほどの赤い斑点やぼつぼつが現れます。また小さな水泡が赤い斑点の上に現れることもあります。
皮膚の柔らかい下腹部や側腹部、太ももや二の腕の内側が多いです。また、肌が露出していないところでも刺されます。かゆみは刺された直後に起きることもありますが、大体1日から2日後に激しく痒く感じるでしょう。
ダニ以外に考えられる痒みの原因とは?
ダニ対策を施していても痒みが続いている、という悩みを抱えている人もいるでしょう。ダニ以外に痒いと感じる原因には何が挙げられるのでしょうか?
ダニの死骸やフンも痒みの元となる
気温と湿度がダニにとって丁度よくなる梅雨はダニが大量発生する時期です。ダニは気温が25度、湿度が60%を超えると繁殖が盛んになり、ダニが増えてしまいます。
しかし、このダニの繁殖が見られる梅雨の時期を過ぎても、ダニの死骸やフンも人にアレルギー反応を起こさせる原因となります。そのため乾燥した時期であってもダニに刺されたときのような痒みを感じることがあるのです。
また、加湿器や暖房を使用することで冬場でもダニが発生しやすい状態になっていることも冬場のダニの被害の原因ともなりえます。
布団にはノミが潜んでいることも
ダニに対してノミは飛び跳ねて届く範囲で人を刺します。ベッドにノミがいる状態であれば、体のどんな箇所でも刺されるでしょう。
また、衣服の中より露出している部分が刺されていることが多いのならノミの可能性が高いです。
ダニに刺され続けた結果のアレルギー反応かも
ダニに刺され続けるとアレルギー反応やダニが実際に居なくても、メンタル面からの蕁麻疹が発生する場合があります。
冬場においても、まだダニがいるときのような症状が発生した場合は、メンタル面をケアすることで解消されることもあることも覚えておくといいでしょう。
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ダニを駆除して快適に過ごすために
ダニを退治する方法を身につけて快適に生活をしましょう。以下の方法を是非取り入れてみてください。
高温でダニを駆除する
ダニは50度以上の温度にならないと駆除できません。場合によっては70度以上と言われることもあります。
ダニを駆除するために晴れた日に布団を干す方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、布団を外に干してもダニを駆除することは難しいのです。天日干しをしても、布団の中まで50度以上になるのは難しく、ダニは温度が上がらない布団の中に逃げるため、全部のダニを駆除をすることできないのです。
そこで、布団乾燥機を使用することをおすすめします。家庭用の布団乾燥機でもなかなか高温になるのは難しいため、コインランドリーの高温乾燥機を利用してください。
また、布団をスチームアイロンで熱湯消毒をするのも効果的です。布団だけでなく洋服に熱湯をかけて消毒もしてみましょう。
掃除機をうまく活用してダニを駆除する
ダニを取り除くために掃除機を使用する方もいるのではないでしょうか?しかし、掃除機ではダニの死骸やフンを取り除くことはできますが、生きているダニを退治するまでには至りません。
生きたダニを駆除するにはまず、ダニ用のスプレーなどを吹きかけダニを死滅させます。また、先にも述べた通り、布団を乾燥機などでかけてみましょう。その後、ダニの死骸を取るのも忘れずに、掃除機などで死んだダニを吸い取ります。
また、布団や洋服に対策を施しても大量発生している場合は効果がないこともあります。布団以外にもダニは存在するのです。ぬいぐるみやソファなど、人の肌に触れる布類はダニが発生しやすいです。布団にダニ対策をしても効果がなかった方は他の布類も対策をするようにしましょう。
ダニを駆除して快適な生活を手に入れましょう!
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