「トイレが詰まった!」
そんなときに便利なあの道具の名前をご存じですか?頭にはイメージできていても名前が出てこない。そもそも名前を知らない。という方が多いのではないでしょうか。
ホームセンターに行けば名前が分からなくても買えますが、徒歩や自転車であの道具を持って帰るのはちょっと恥ずかしいですよね。そんな方には通販がおすすめです。あの道具は種類やサイズがあり、間違えると詰まりを直せないなんてことにもなりかねません。通販なら種類もサイズもとっても豊富なので、自宅のトイレに合った道具を選ぶことができます。
でも、名前が分からなければ探すこともできない・・・そんな方へ、トイレの詰まりを直す道具について正式な名前や正しい使い方、万が一、道具を使っても直らなかったときの対処法について紹介します。
スポンサードリンク
トイレの詰まりを直すあの道具の名前はラバーカップ!
ラバーカップとは和製英語です。日本語では通水カップ、英語ではプランジャー(Plunger)といいます。ラバーカップとはカップの部分のみをいうのですが、商品名になっていることもあり、道具の名前として使われています。ラバーカップには、和式用・洋式用・つば付きの3種類があります。
ラバーカップ(トイレをスッポンするやつ)には、和式用と洋式用がある。
今日初めて知って衝撃を受けた。
こんな進化を遂げているなんて。 pic.twitter.com/7PNXIVjrJY— ishino (@iy_03) 2016年11月25日
ラバーカップ和式用の特徴
画像引用:ラバーカップ和式用
ホームセンターで売られているもので一番多いのがこの和式用。先端になにもなくて幅が広がっているタイプ。100均でも売っていますが、持ち手が短いものが多く使いづらいかもしれません。価格は千円以下が多いです。
ラバーカップ洋式用の特徴
画像引用:ラバーカップ洋式用
洋式用の特徴は先端に突起があること。突起部分を洋式便器に突っ込んで使用します。価格は千円~2千円ぐらい。100均では見つけることが難しいかもしれません。
ラバーカップつば付きの特徴
ホームセンターでは見かけることの少ないつば付きラバーカップ。複雑な形をしている節水型トイレにも、従来型のトイレにも使える優れものです。価格は2千円前後ですが、節水型トイレをお使いの方、サイズに不安がある方はつば付きラバーカップを選ぶといいでしょう。
スポンサードリンク
初めてでもよく分かる!ラバーカップの正しい使い方
ラバーカップを見たことはあるけど使ったことがない。という方はいませんか?ラバーカップの使い方は決して難しくはありませんが、正しく使わないと詰まりが解消できないことも。そうならないように正しい使い方をお伝えします。
ラバーカップを使用する前の準備
ラバーカップを使用する前には以下のものを用意しましょう。
ゴム手袋 | 汚水が跳ね返って手についてしまう可能性があります。ゴム手袋でしっかりガードしましょう。 |
バケツ | 水量が足りないときはバケツで水を足します。 |
ぞうきん | トイレの床が汚れないようにぞうきんを敷き詰めて、上からビニールシートでカバーしましょう。 |
ビニールシート(ごみ袋でも可) | 汚水の跳ね返り防止のために、便座の上面にビニールシートをかぶせて穴をあけて作業をします。 |
ビニール袋 | 出てきた異物や汚物をいれるのに使います。 |
ラバーカップを使うときの水量
ラバーカップを使うときの正しい水量はカップ部分が隠れる量です。少なくても多くてもNG。
ラバーカップのコツは「静かに押してグッと引く」
ラバーカップは詰まりの原因を押し込むものではなく、吸引して引き出すものだということを覚えておいてください。コツは「静かに押してグッと引く」です。
カップ部分が隠れるぐらいに水量を調整します。
排水溝にカップを密着させてぺちゃんこになるまで静かに押しつけます。
力を入れてグッと引き抜きます。あまりに大きな動作は水が飛び散ってしまうので注意が必要です。
※1、2の動作を数回繰り返して流してみましょう。
画像引用:ラバーカップの使い方
ラバーカップを使っても直らないときは?
ラバーカップを使っても直らない原因は、ラバーカップのサイズが合っていない、種類が違うなどが考えられます。これから買おうと思っている方は注意しましょう。種類もサイズも合っているのに詰まりが解消されないというときは、次の方法を試してみてください。
お湯を入れて汚物を溶かす
この方法は水に溶けるものが原因で詰まっている場合しか使えない方法ですが、試してみる価値はあります。お湯の温度は40度~50度。熱湯は使わないように気をつけましょう。便器のなかにお湯を入れて1時間ほど放置。1時間経っても流れないときは数回繰り返してみましょう。
針金ハンガーで排水溝の中をつついてみる
針金ハンガーを伸ばして排水溝の中をつついてみてください。ハンガーに引っ掛かって異物がとれることがあります。とれた異物をもう一度流したいときは、少しずつ小分けにして流しましょう。
ラバーカップより強力なクリーナー
紹介した方法を試してもまだ流れないときは、さらにパワーアップした道具を使うのはいかがでしょうか。
真空式パイプクリーナーでつまりを解消
画像引用:Amazon
押して引くという方法はラバーカップと一緒ですが、パイプを使うのでラバーカップよりも強力な吸引力があります。押し上げに圧力もかかるので通常のラバーカップより効果的です。価格は千円~2千円前後。
一瞬で詰まりを解消!ミスターポン
ユニークな名前のミスターポン。百聞は一見にしかずです。まずは動画をご覧になってください。
ミスターポンは家庭用洗剤を販売するシーバイエスから発売された進化系ラバーカップです。炭酸ガスが一瞬でつまりを解消してくれます。お値段が1万円超えとちょっとお高めですが、専用カートリッジ10本がセットとなっています。
まとめ
私の地元ではラバーカップの呼び名はスッポンでした。学生のころ、掃除当番のときに使っていた記憶があります。学校のトイレはなぜかよく詰まっていましたから(笑
もしかしたら、若い世代の方のなかには使ったことがないという人もいるかもしれない。と思い、ラバーカップについてまとめてみました。あなたが困ったとき、この記事がお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサードリンク
コメント