海外旅行で飛行機に乗る際、荷物に関しての制限で困ったことはありませんか?
機内持ち込みや預け手荷物の重量制限だけでなく、フライトを利用する際は荷物にさまざまな制限があります。
その中でも、髪をセットするのに使用するヘアスプレーは、ガスを利用していることから、荷物に持って行くことができるか不安に感じる人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなヘアスプレーと飛行機の荷物のルールについて解説します。
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飛行機内には持ち込み制限がある
飛行機に持ち込むことができる荷物には、『機内持ち込み手荷物』、『預け荷物』の2種類があります。
『機内持ち込み手荷物』とは、身の回りのものなどの手荷物のことで、文字通り飛行機内に持ち込むことが出来るもの。
『預け荷物』とは航空会社に預けるスーツケースなどの荷物のことです。
両荷物とも制限があり、国土交通省のホームページによると、
- 爆発する可能性があるもの
- 可燃性のもの
- 他人に危害を与え、物を壊す恐れがあるもの
の持ち込みは禁止されています。中には、数量などの制限などに従って持ち込むことができるものもありますが、基本的には危険物などは、預ける荷物の中にも入れることが出来ません。
例外として、医療上の配慮が必要となるものであれば、航空会社に事前に相談をして、機内に持ち込みたいことを相談してみると持ち込みが許可される場合があります。
機内に持ち込み禁止の一覧
ハイジャックやテロなどで凶器として使用される恐れがあるものは、機内持ち込みが禁止されています。
このような危険物の例としては、
- 工具、スポーツ用品、武具等の凶器となり得るもの
- 日用品・スポーツ用スプレー
- アルコール度数が70%を越える酒
- 接着剤、漂白剤、殺虫剤など
- オイルライター
- 電池式ヘアアイロン
- ナイフ、カッター、はさみ
などがあります。
国土交通省が発表している『機内持込・お預け手荷物における危険物の代表例』に一覧が載っているので、
持ち込めるのかどうか微妙だな…
と感じるものがあれば一度見てみることをお勧めします。
『機内持込・お預け手荷物における危険物の代表例』はこちらから
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ヘアスプレーなどのスプレー類は飛行機に持ち込み可能?
先に紹介したように、スポーツ用品や日用品のガスボンベ式のスプレーは持ち込むことが出来ませんが、実は、髪の毛をセットするのに便利なヘアスプレーは、機内に持ち込みも預け荷物の中に入れるのも可能です。
ガスを使用していることもあって不安に思うかもしれませんが、持ち込むことができますので必要であれば『機内持ち込み手荷物』に入れましょう。
しかし、このように機内にヘアスプレーなどを持ち込むためには、条件があります。
液体物の持ち込みと同じ扱い
ヘアスタイルを維持するために使用する、ヘアスプレーなどを機内に持ち込む際は、液体物と同様の制限が課されます。
- 100ml以下の個々の容器に入れる
- 1ℓ以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れる
という条件をクリアしていれば、機内に持ち込むことが出来ます。
スプレーでなくても、ヘアワックスやジェルも同様の扱いです。
預け荷物に入れておいた方が安心
ヘアスプレーを旅行先に持って行きたい場合は、預け荷物に入れておく方が安心でしょう。
預け荷物にも、ヘアスプレーなどに制限がありますが、
- 一容器あたり0.5ℓ又は0.5kg以下
- 一人当たり2ℓ又は2kg以下
なので、特に制限を気にすることなくスーツケースに入れておくことが出来ます。
参考までに、ヘアスプレーブランドの一つであるケープは135gから300gなので、十分制限内で持ち込むことが可能であることがわかります。
ヘアスプレーなどはスーツケースに入れておこう!
海外旅行などで飛行機に乗るときに、ヘアスプレーなどを持って行くことができるかについて解説しました。
ヘアスプレーは、預け荷物はもちろん機内持ち込み手荷物でも持って行くことが出来ます。しかし、機内に持ち込みたいときは容量の制限が液体と同様に厳しくなるため注意が必要です。
もし、ヘアスプレーを機内に持って行くか迷うようであれば、預け荷物に入れておいた方が容量的に安心なので、スーツケースにしまって空港のカウンターでチェックインをするときに預けてしまいましょう。
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