夏本番が近づくと悩ましいのが虫刺され。
かゆい虫刺されもかゆみ止めを塗っておくだけの対処法で良いのでしょうか。
虫刺されもかゆみ・広がり方・腫れている状況など虫によっても対処法や注意点も様々です。
今回は皮膚科の写真を元に虫刺されの一人暮らしでも出来る対処法をご案内します。
蚊に刺された場合の対処法
蚊に刺された場合はすぐ症状がでる反応としばらく立ってから起こる反応と時間の経過により二つの症状がでてきます。
画像をご覧下さい
*すぐに出る症状の画像
出典:皮膚科Q&A Q4
*少し時間をおいてから出る症状の画像
1番身近な虫刺され症状ですがこの症状のとき重要なのが掻いて肌を傷つけ無いことです。
すぐ市販のかゆみ止めを塗って様子を見ましょう。
もしかきむしって肌を傷つけてしまったらバンソウコウなどを貼っておきましょう。
体調やアレルギー反応により治りが遅い場合、そのままにすると化膿する場合もあるとのこと早めに皮膚科へいきましょう。
予防法
窓や玄関に虫の侵入を防ぐ虫よけ剤が最近は多くでまわっています。
これらを利用すると共に寝室には電子式や線香タイプの蚊よけを付けておくことや外出する時は虫よけスプレーなどで予防しましょう。
ダニに刺された場合の対処法
ダニにも家の中に潜むイエダニや登山などで刺されるマダニと大きく分けて2種類のダニがいます。
イエダニに刺されるのは肌の柔らかい部分太ももや二の腕などが多いようですがマダニは刺されてもすぐ離れず肌についてそのまま血を吸う場合があります、その場合は強い痛みがあり気がつく場合が多いです。
イエダニの刺された画像
出典:皮膚科Q&A Q7
この場合の対処法も蚊に刺された場合とほぼ同じですがマダニの場合はライム病など感染症をひきおこす場合もあります。
かゆみ止めだけで収まらない場合はすぐ皮膚科に受診して処置をうけましょう。
マダニに刺されたときの画像
出典:ライム病ーWikipedia
ライム病の特徴は刺された後数日で上記のような症状があり発熱・悪寒・倦怠感などの諸症状が起きます。
神経症状を起こす場合もあるためすぐ病院へ受診しましょう。
予防法
イエダニの場合は寝具のカバーをこまめに交換して清潔に保ち布団は
定期的に干したり布団乾燥機で乾燥させたり布団用クリーナーをかける
ことで予防ができます。
マダニの場合は長ズボンや長袖で肌を出さずやはり虫除けのスプレーや
虫よけ剤などで予防しましょう。
蜂に刺された場合の対処法
ハチに刺された場合は虫刺されの中でも最も症状が重く、人によってはアナフィラキシーショックで気を失ってしまうなど重い症状が起きる場合もあります。
ハチに刺された画像
出典:蜂に刺されたら対処法や薬は?腫れたりかゆみの症状を調査!
http://hotjupiter.net/hathi-sasareta/
ハチに刺された場合はすぐ分かります蚊などの虫刺されとは違い強く
鋭い痛みと大きな腫れが特徴です。
ハチに刺された場合の注意点としては1回目に刺された場合は症状が
強くてもぬり薬程度の処置で終わります。
しかし、ハチに1回目に刺されたことが原因で2回目以降刺された時の
アレルギー反応を引き起こし重い症状を起こす事になります。
アレルギー反応を起こすのはハチが持っているハチ毒に身体が反応し、
これが腫れやアレルギー反応を起こす原因となります。
このハチ毒は水溶性であり、ハチに刺されたならすぐに刺された場所を水でキレイに洗い流しましょう。
応急処置の動画をご覧下さい。
腫れている部分を軽く押しながらハチ毒を押し出すように洗うと効果的です。
その後はタオルなどで冷やしながら皮膚科に受診しましょう。
予防法
ハチはどこにでもいる虫なので完全に避けることは難しいですが、ハチは近づくとブーンと大きな羽音がありわかりやすいです。
すぐにその場から離れるのが1番ですが、家の軒先に思いがけずハチの巣を発見したならお住まいの自治体や除去業者へ連絡をしましょう。
ハチの巣をむやみに棒でたたいたり刺激するのは危険なので専門業者へお任せしましょう。
まとめ
蚊・ダニ・ハチなどよく見かける虫刺されの症状や対策などをご紹介しました。
一人暮らしで強いかゆみや痛み・腫れを伴う症状が起こると心配でまよわれる場合も多い事だと思います。
こんな状況でも消毒薬・バンソウコウ・虫刺されの薬や虫の虫よけ剤やスプレーやジェルなどを常備しておくと慌てずにすみます。
軽く見られがちな虫刺されでも時と場合により重い症状を起こす場合もあります。
休日や深夜の医療機関の連絡先をお住まいの自治体のホームページでチェックしておくと安心ですよ。